「ギガ数」って言ったときに感じる押し負けた感で、気が変になりそう。
みんなが使っている言葉が正しいのなら、国語の勉強は必要ない。
いい大人が大衆に迎合するからこのような事になっている。責任をとってほしい、と真剣におもう。
ギガ数、とは最近(と言っても出てきて数年にはなってしまっているのだが)出てきた、携帯プランで使われる言葉だ。
ながさの事をセンチメートル数と言っているやつがいたら奇異の目で見られるが、「体のキロ数」と言うとギリギリ体重の事かな?と、話は通じる。
何が言いたいかというと、別に何も言いたくない。
いや、間違った言葉を押し切られて使いたくない、というのが正しい。
では、ギガ数とは、正しくはなんと言えばよいのだろうか。
正しくは契約時に決められた高速通信を使える「月のデータ通信量」の事だ。
契約が月に5GBならば、5ギガ分のデータの通信ができるということだ。
では、1ギガでどれだけのことが出来るのか、おさらいしておこう。
画質や音質にもよるが、大体動画なら一時間分。音楽なら100曲分ぐらいだ。LINEやメール等は微々たるものだが、画像や動画のやり取りをしたならば同様に跳ね上がってしまう。
なぜギガ数と言うようになったかは定かではないが、通信会社がわかりやすさの為に、誤って使われている言葉をそのまま取り込んだ(大衆に迎合した)悪い例と言えるだろう。
じゃあ、どうすればよかったのか。正式名称はイマイチ通りが悪い。すでにギガ数という言葉が多くの人に使われている。
このような時には、通りの良い小洒落た名前を通信会社が考えればよいのだ。誤用が市民権を得て、迎合してしまわなければならなくなるその前に思いついていなければいけなかったのだ。
私はギガ数と言うことなく、友人など話の通じるの人の前では常に訂正している。その時は上に書いたようなことをイチイチ説明して、正しい言葉の利用を勧めている。
話の通じない人や、一期一会の人などには詳しくは話さない。ハイハイギガ数ね。と、話を合わせる。その時に、イヤーな気持ちになる。
私はへそ曲がりなので、通信会社が嫌がるような変な言葉を作って復讐してやろうと思っている。その時になって気付いてももう遅いのだ、イヤーな気分になれば良い。ははは、いいザマだ!
どうやら疲れているようだ。
肉を食って、よく寝よう。
(とはいえ、共感してくれる方も少なくないはずだと思っています。)
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。