私はきちんとした食事をしていない。
ジャンクフードで腹を満たすことで幸せを得てきたつまならない人間なのです。
だから、運動をしていた学生時代はともかく、今に至ってはブクブクと肥太るだけになってしまいました。
それはカロリーの摂取量もさることながら、その栄養素についても問題視するべきでしょう。体は食べたものから作られるわけであり、重要なのです。
そんな簡単な事も解らずに、今まで過ごして来ましたが、ある日目が覚めました。
それは以前も「沼」の時に紹介した「マッスルグリル」の動画でした。
人間には二種類の人間がいる。「沼」を食べたことのある人間とない人間だ。 - お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?
繰り返し強調される、野菜の美味しさに、私は(そういえば、これまで野菜を美味しく食べることをしてこなかったな、、、)という思いにかられました。
そして、動画の中で作られている野菜たっぷりのパスタを真似してみると、動画の中の二人と全く同じ感想になりました。
「やさしい」
そう、優しいのです。
若いときは「ガツン」とした味を求めがちですが、今は違います。そもそも、そうも脂っこいものは食べられません。
食べると胃腸を悪くしますし、何より気持ちが悪い。
それに比べて、うまく調理された野菜や、脂質を控えめにした肉の優しいこと。
確かにガツンとパンチは効いていないですが、にんにくやスパイスなどを使って上手く満足感を引き出してくれているので、十分です。
野菜を食べれば体調が頗る良く、そうでない日はあまり体調が良くありません。
大事だったんだなー野菜。と考えさせられます。
また、どの動画か忘れましたが(多分カレーのルーの話だったんじゃないかな)、質の悪い脂を体に入れることをかなり恐れていたのが印象的でした。
確かにシャイニー薊氏の提案する料理を作った後は洗い物が楽なんです。まるで違う。アーリオオーリオ等、オイルをたっぷり使ったりもするのですが、サラッとしてます。
動画の中で氏が「あんな強力な洗剤で落ちないものを体に入れたらなぁ」と言われているのを聞いて、直感的に確かにそのとおりだと思いました。
あと、料理をするのに道具を揃えることは大事だな、とも思いました。シャイニー薊氏の家には食器も無く、シリコンスチーマーにそのまま盛り付けて食べたり、涙ぐましい努力と工夫をしているのですが、調理器具については、バイタミックス(高性能ミキサー)やボニーク(低温調理器)だけでなく、男の一人暮らしでは登場しないであろうゴムベラ、トング等、あるとそこそこ便利な最低限の物にはキチンと投資されています。
その辺が手際よく見えて、カッコいいのかな、とも思いました。
最近、ネタ切れっぽい事を動画の中で言ってましたので、ここは是非、野菜で色々試してほしいと思います。
失敗する動画もありますが、私はそれも参考になってありがたいです。それは失敗かもしれませんが、うまく行かない一つの方法を見つけ出したとも言えるので、貴重な学びです。
そのうちそこから大発見が生まれるかもしれません。
かのトーマス・エジソンもそのように言っていました。フィラメントの発明も2000の失敗の上に成り立っていますが、その時エジソンは「失敗ではない、2000のうまく行かない方法を"発明"したのだ」と。
今後も楽しみながら野菜をとっていきたいです。
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最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。