お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?

今まで「ズレてる」と言われてきた感性を、「独特の切り口」としてお役に立ててもらえれば、というブログです。

人間には二種類の人間がいる。「沼」を食べたことのある人間とない人間だ。

正直私も遅ればせながらこの話を知ったのだが、実に興味深い。

それが「沼」だ。

https://youtu.be/NJtgQEXAjNI

 

実はかなり前からダイエット界隈では噂になっていたものではあるのだが、 私はつい最近それを知ることとなった。 きっかけは YouTubeでサジェストされたからなのではあるが、 いろいろ興味が膨らんだので、その過程をここに記しておき、皆さんにプチ有用な情報を提供するとともに、今後の私の物の考え方に役立てたい。

 

そう、「沼」ある。

その亜種には「マグマ」や「セメント」もある。 これは何かと問われれば、食べ物の名前である。しかしそれはリンゴやバナナといった食材の名前ではなく、スパゲッティナポリタンや、牛丼や、ハンバーガーやカレーライス、などに近い 料理の名前である。それが「沼」。

 

私が初めて「沼」に出会ったのは、シャイニー薊氏のYouTubeチャンネルである。

会話の流れから、彼はボディビルダーであり、減量期にこの「沼」を食べるということで、この「沼」は減量を助ける食べ物なのだということがわかった。

 

なるほど。ボディビルダーが考えた、何でもかんでもむちゃくちゃに炊飯器に突っ込んでドロドロに煮溶かして美味しくもない、体にだけ良いメニューを作って食べようの会、そういうものだなと私はその時思った。

 

浅はかであった。

 

まず「沼」というのは、体に良さそうな食材を炊飯器にぶっこんで炊いて、長時間保存することで水分を吸わせてお腹がいっぱいになるけれどもカロリーが低く身体に良いタンパク質などの栄養素もたくさん含まれているただし見た目はドロドロしているという食べ物だ。

その見た目から「沼」というネーミングがされている。

 

まあ、どこから突っ込んでいいのかわからないが、まず人であろう。

この「シャイニー薊」なる人物がまたどうしても軽妙な語り口である。

ボケとツッコミで言えばボケなんだろうがそのボケが異次元である。 というよりも彼は一切ボケていないと思う。一生懸命喋っているんだと思う。しかし面白い。だから面白い。

 

それともう一つ使っている道具である。蓋が壊れて閉まらない炊飯器を大事に使っているが、それを聞き手の人に(まあこの人もスマイル井上という名前があるのだが':追記、有名な格闘家の方です。名前も間違ってましたゴメンナサイ)突っ込まれた時に、「じゃあ、炊飯器は何のためにある?蓋をしめるためか?」「炊飯器は米を炊くためにあるんだろう、米をたければ炊飯器なんだ」という名言なのかなんなのかよくわからないこと(正論と言えば正論)を自信満々に答えていて、私は笑いつつも感心してしまった。いっぺんにこの「シャイニー薊」なる人物の虜になってしまった。ちなみに、炊飯器は米ぬか等の重いものを上に乗せることで蓋が開かないようにしているが、たまに軽いものを乗せて、炊飯器の蓋にふっ飛ばされている。

 

で、「沼」である。レシピや評価は動画を見て確認してほしいが、これから私が実際ハーフサイズで作った物を実食した感想を述べる。

 

まず、私のようなデスクワークをしている人間なら、ハーフサイズで、十二分に満腹する。いや、一日で食べきれるか、切れないかのギリギリのラインだ。私の場合、一回の製造で冷蔵庫に1リットルのタッパが2つぶち込まれることになるが、一日で食おうとすると、かなりキツい。2日かけて食べてちょうどいいぐらいだ。

そして何より「美味い」。料理で有る以上、まず大事なのは食べられること。次に美味しいことだ。そして「沼」は美味い。

 

飛び上がるほど美味くは無いが、毎日食っても飽きない、あっさりしていて深みのある、懐の広い食い物である。だから、色んなアレンジも出来る。

彼は食材の加工も手慣れているし、料理や食材についての造詣も深い。ボディービルダーだから栄養素やカロリー計算について詳しいことはわかるが、料理に対してもすごいのだ。

 

そして彼の動画を見ているうちに、その理由がわかった。彼は服部料理専門学校を出た、れっきとした調理師だったのだ。

しかも実兄はイタリア料理を出すカフェをやっている料理人で、シャイニー薊氏も、たまにそこを手伝っているという。

カフェは動画にも出てきているが、とても美味そうである。シャイニー氏と違うところは「見た目がきれい」「オシャレ」なところだ。

 

私の中でシャイニー氏は美味しんぼで言う山岡さん的なポジションにガッチリハマってしまった。

古来人類は貴種流離譚を好む。彼のポテンシャルはまだまだこんなものではなさそうなので、にわかの私がより深く知っていくことで、より彼の虜になってしまうのだろう。

 

いやはや。私にとって最近の、一番のエンターテイメントだ。色んな人の需要に答え、興味のない分野の知識も増える(よく料理を往年のボディービルダーに例えるが、最近何度か出てくる人については覚えてしまった。)多くの人に勧めたい優良コンテンツである。

 

ちなみに、アマゾンの埋め込みで「シャイニー薊」と検索すると、10合炊きの炊飯器がピックアップされるので、覚えておいて得は無いだろう。

 

あと、イケメン好きの女子にもおすすめだ。甘いマスクは普遍的イケメンの顔であるし、彼の普段のシャツ姿もカッコいいが、コック服を着たときのカッコ良さは半端ではない。

(40過ぎのオッサンの自然な感想です。)

ギャップに萌えろ。

最後まで読んでくださり、

ありがとうございます。

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