私はこの裁判を応援する。一丁上がりの悪習をブった斬れ!
「離婚後の面会交流」法整備求め子らが提訴 | NHKニュース
離婚後、親に会えなくなった子供が、国の法整備の不備を指摘し、10万円の慰謝料を求め提訴した。
先日の白石某の判断を踏まえると、憲法はそのような権利を認めていないので、国には法整備の義務はなかった、という結論になるはずである。
しかし、今回の請求額は一人頭10万円だ。国としては厳しい立場に立ってしまっただろう。
なぜなら、今回訴えているのは実際に親に会えなかった子どもたちだ。これを無碍にするのは世論に火をつける可能性がある。
しかし、今回認めてしまうと、前回国はその義務がないことを確認したことと矛盾してしまう。
私の予想では、後者の考えをベースとして、更に前者の考え方はそこまで世論は沸騰しないと甘く見て、この請求を蹴るのではないかと思っている。
しかし、今や3組に1組が離婚している現状を鑑みれば、その片親、そして悲しい思い、辛い思いをした子供たちの数はそう少なくはない筈である。
その彼らが、ぐっと口をつぐんで耐えているのを良いことに、弁護士は連れ去りビジネスを続け、裁判官は一丁上がりでバンバン離婚判決を出している。
そのうち、噛み締めた唇から真っ赤な血を流しながら、弁護士や裁判官に復讐する、無責任な離婚により親と離れ離れにされてしまった子どもたちが出てくるかもしれない。
彼らにとって、弁護士や裁判官は最後の頼みの綱だったに違いない。それが、自分のビジネスの為に、硬直した組織と不作為による多忙のために、一丁上がりで片付けられてしまっては、怒りの矛先はそこに向かわざるを得ない。
そんな悲しい未来は誰も望んではいない。だからこそ今止めないといけないのだ。
私のブログは小さな力しか持たない。
しかし、このブログを見てくださった方が、様々な方法でつたえ、考え、議論することで、世界は間違いなく良くなっていくのだ。
日本は拉致国家であり続けてはならない。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
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- 作者:コリンP.A.ジョーンズ
- 発売日: 2011/03/15
- メディア: 新書