とことんまでやればいい、という投げやりな議論をしてみる。
このニュースから、だいぶ日にちが経ちました。
親が不払いの養育費 市が立て替えて回収へ 兵庫 明石 | NHKニュース
明石市は養育費の支払い率を上げるため、未払い者の名前を公表するとしています。
資産のあるものに対しては強制執行という方法があるので、払えない人、正体をくらました人への攻撃だと言えるでしょう。
逆説的ではありますが、やれば良いと思います。しかし、その後に万一人命に関わる事件が起きた場合は、この条例との関連を徹底的に追求し、条例に無理があったのならば、明石市が遺族への賠償なり、すべての責任を持つ覚悟でやってほしいですし、各報道期間は徹底的にやるべきだと思います。
明石市はこのような方法で社会福祉に関する費用を削減しようとしているなら、そんなに簡単なものでは無い事を思い知ることになるでしょう。
そもそも結婚とは両性の愛情と、双方を尊重し助け合う事を誓った者たちに与えられる社会的恩恵ではないのでしょうか。どういう形で離婚する事になったかはわかりませんが、一方が不当な我慢を強いられるような法は、その悪用を増やし、却って市や国の費用を増すばかりだと感じます。
そして、不当な我慢を強いられた側は生きる喜びを失い、社会に牙を向く「無敵の人」となっていくのでは無いでしょうか。
そもそもこの男女平等の世の中で、経済的な自立の目処も無いのに離婚に踏み切った側には何の問題も無いのでしょうか。
そして裁判所は一家の大黒柱だったものに対して「あなた仕事あるのにお子さんの面倒が見られるのですか?」と言う。
私は、男性も女性も等しく尊重されるべきだと思うし、必要な支援は受けられた方が良いと思っています。
しかし、片方が理不尽な我慢を強いられ、挙げ句、報復の為に行方をくらましたり、国に対し訴訟に及んだりするような、時代錯誤のシステムは改善されるべきだと思います。
一人でも不幸な大人と、可愛そうな子供が減りますように。
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