【ひとこと】「意味がわからない」という奴は舐めている。徹底的に数的優位をつくって対処。
最近、「意味がわからない」と言う言葉を社内でよく聞きます。
正直、この表現が大嫌いです。
だいたい、地位の高い人が低い人に対して使います。
そして、傍から聞いていたら、言っている意味がわかる場合が多いです。
では、彼は一体何が「わからない」のでしょう。
1.(自分がバカだから)わからない
普通に意味が通っているのに、わからないと言っている。
よっぽど横から、「きみ、今のの何がわからないんだ」と
言ってやろうかと思いますが、めんどくさいので、その場では言わないです。
そういう人間は自分が恥をかかされたと思うと徹底的に攻撃してきます。
その場での付け焼刃の対処は身を滅ぼしかねません。
自分が当事者の場合の反論も基本はしない方が得策です。
まずは状況の優位を築きましょう(後述)。
2.(よく聞いていなかったので)わからない
一生懸命話をしているのだから、聞いてやればいいのに、
自分が他ごとをしながら聞いているので、頭に入ってないだけでは??と
思う。聞くまで同じ事を繰り返せば、「ああ、そういう事か」とわかる。
(言う方が拙くて)わからないのではなく、(聞いてなくて)わからないだけ、
ということがわかります。
3.(言う方が要点を外しているので)わからない
これが一番嫌いなパターンです。
確かに言う方が要点を外している場合、何を伝えようとしているのか
わからないことがあります。
でも、立場の強い人が「わからない」事を言っているときには
一生懸命推測しながら「○○でしょうか??」などとかしこまる癖に
立場の弱い人に対して「君の言っていることがわからない」と切り捨ててしまうのは、
色んな意味でよくないです。
組織の風通しは一気に悪いものになるでしょう。
立場の弱い人にほど、一生懸命推測してあげて、
自分が理解した段階で「それなら○○→○○と言えばわかりやすかったよ。」
と正解を示してやれば済むだけの話です。
彼はそういう扱いをしてくれたことを恩に思い、
次からは必ずわかりやすい報告を心がけるようになるでしょう。
パワハラや最近はやりの「マウントをとる」ためにこのような発言をしている
輩が多いと嘆かわしく感じます。
ネットでよく見る広告で、
「仕事をしていて、言っていることがわからない、と言われる・・・」
みたいなのをしばしば見かけます。ADHDの治療の広告だと思うのですが、
私の体感では大部分はパワハラかマウントです。
対処法は、自分の味方になってくれる多数が周りに居る時に
助け舟を出してもらう事を約束しておいた上で、
報告に望むようにすればいいです。
もし、助け舟が不発に終わっても、
そのことが終わったあと、自分の味方をしてくれた人間と
大人数で雑談しているところを見せつければ、
パワハラやマウントで言っている輩は恐れをなして
次からはキチンと話を聞くようになるでしょう。
「少なくとも舐めた行動は取れません」
やはり数は力です。
私はいつも
「さっきは酷い言われようだったね。傍から聞いてたら意味は分かったよ。
次に報告するときは○○さんと○○さん(社内の有力者)が
近くに居る時に報告すればいいよ。
助け舟を出すように私が言っておくから。」とだけ伝えるようにしています。
私が単体でそこで介入しても火に油をそそぐだけで、
数的優位を作る事が一番大事だからです。
人の優位に立ちたいのは分かるが、パワハラまがいの人格否定は
長期的に見て会社の業績を落とすことは間違いありません。
心当たりのある人は絶対にやめましょう。
陰でボロ糞に言われてますよ。
また、今は旨く行っていても、退職者が出始めた時点で
「クラッシャー上司」のレッテルを貼られて問題児扱いになります。
そして、自分の部下に話しのわからない人がいる場合は、
自分の上司に対するように対応してあげてください。