マリエさんの告発で考えること。真相はわからないが、分かった事もある。
実際に動画も見ていないし、
事実かどうかには大して興味がない。
有ったと言えばあったし、
なかったと言えば無かった。
そんなあやふやな話である。
しかし、大事な視点がある。
マリエさんが義憤に駆られて言ったことであれば、それはそれで意味があるだろうし、youtubeでの再生回数を稼ぐ為に、反論のできない相手に対し、暴露を行った、というのであれば商魂たくましい話である。
ただ、マリエさんにyoutubeのプロデューサーがいる場合、彼女は結局ダシに使われただけ、という視点を持つことがまず一つ目のポイント。
仮にYouTubeのプロデューサーがいたとして、その人にいくらかのバックが入る仕組みであったとする。するとマリエさんのスキャンダラスな話を利用して再生回数を稼ぐことが出来れば、自分の懐を温めることができる。仮にマリエさんに何かがあったとしてもそのプロデューサーは表に出ることはない。
彼女自身が再生回数を伸ばす意図で発言したのであれば「蛇の道は蛇」ということで話題に上げるほどのことでもない。
しかし、彼女がうまく丸め込まれてyoutubeのプロデューサー的な人から指示を受けているのであれば、もう一度よく考えたほうが良い。
いつまでも他人に自分の人生を良いように弄ばれる事になるからだ。
福沢諭吉は学問のすゝめの中で、「一身独立して一国独立す」と述べており、独立せぬものは他人に頼り、恐れ、諛う、と看破している。
そのような状況でだけはあってほしくないと、他人事ながら心配している。
2つ目のポイントとして、「芸能界はそういうところだから」と泣き寝入りを決め込むくらいなら一命を賭して戦ってほしいと思う。
事の真偽はさておき、そのような事実が仮にあったとするならば、それは権力の濫用であり、排除されるべきものだと思う。
世の中、何で動くかわからないものである。このアクションがもとで、芸能界が健全化され、反社会的勢力が駆逐されていくことを望んでやまない。
「健全なる精神は健全なる肉体に宿れかし」と言ったユウェナリスの嘆きも聞こえてくるようだ。
邪心を持つものに権力を与えることは恐ろしい事で、その被害はとても広範囲のものになるのだ。
今回の告発については事の真偽が定かではないので、どちらがどうということではなく、一般論に留めるが、以上のことに留意して成り行きを見守りたいと思う次第である。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
