お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?

今まで「ズレてる」と言われてきた感性を、「独特の切り口」としてお役に立ててもらえれば、というブログです。

【ひとこと】観光ってなんでこんな字?

観光ってなんでこんな字なんでしょう?

 

たまーにある、ゆるーい疑問。紐解いて行きましょう。

 

似たような言葉で

「旅行」は優等生ですね。

 

「たび」に「いく」ですから。

わかりやすーい!

 

では観光は?となりますが、

まず「観光」の意味は、名所等に行って、

見てまわることですよね。

でも、なぜ「光」を「観」ることになってしまったのでしょうか。

 

実は、格調の高い言葉だったんです。

 

「観光」という言葉は、中国古代の文献、四書五経の一つ、易経から取られているとのことです。

 

中には「観国之光,利用賓于王(国の光を観る、用て王に賓たるに利し・・・)」とあり、意味はある国の風俗や習慣、人となりを見る事で、国勢や将来を推し量るということのようです。今で言う「視察」という所でしょうか。

 

それがいつの間にか物見遊山の旅行、行楽の意味に使われ、見たものでその土地土地の国勢や将来をうらなう意味は薄れていったようです。

 

2020東京オリンピックで多くの国から日本へお客様が来られることでしょう。

 

日本、イケてる、

 

と思ってもらえるよう。

お、も、て、な、し

しなければいけませんね。

 

おしまい。

 

全訳 易経

全訳 易経