痛風って、本当に不摂生でかかる病気なの?痛風にかかる人は頭のいい人が多い。天才遺伝子という説もあるんですよ!!
皆さん、こんにちは。
「おかしなおやじ」です。
私は痛風持ちです。
皆さん、痛風って知ってますか?
名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
よく「風が吹いても痛い」って言われているアレです。
一時期、どのビールにも「プリン体off」の文字が踊りました。
食物に含まれるプリン体が痛風の発作を引き起こすとされていたからです。
そして痛風にかかると待っているのが、
「あなたはいつも不摂生だから・・・」
「贅沢病だね」
「もう少し痩せればいいのに」
という心無い声である。
ある程度は見た目もありますし、
しかたがありません。
でも、私の何倍も不摂生をしている友人は
痩せていて病気もありません。
一体何が違うのか?
結論を言うと、
「体質」これに尽きると思います。
それの証拠に、こんな話があります。
西洋史上の人物で痛風に苦しめられてきた人は多く、マケドニアのアレクサンダ-大王、神聖ロ-マ帝国皇帝のカルロス五世、プロシア国王フリ-ドリヒ大王、フランスのルイ十四世、宗教改革のルター、清教徒革命のクロムウェル、芸術家ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチ、詩人ダンテ、ミルトン、文豪ゲ-テ、スタンダ-ルやモ-パッサン、天才物理学者ニュ-トン、生物学者ダ-ウィンと、全く枚挙に暇がありません。
歴史上「天才」と呼ばれた人はおしなべて痛風にかかっています。痛風が天才遺伝子と言われるゆえんです。
それに、痛風になる人とそうでない人の食生活がそんなに変わるとは思いません。
かたや痛風になり、かたや健康なままです。
そんなの不公平だと思いますが、同じような生活をしていて、同じような食事をとっていてもそうなってしまうのです。
ですからこれを読んでいる皆さんの周りに痛風を患っている人がいたら、
決して「不摂生が祟った」とか「贅沢病」とかののしらないでください。
みなさんとそう変わらない生活をしていて、病気で痛い思いをして、さらに周囲に「不摂生」だの「贅沢」だの言われたらやり切れません。
勿論、本当に食生活が影響している部分もあるとは思います。
しかし、大方同じ物を食べている人が居るにも関わらず、
その人だけがかかると言うことは、
体質が大きな部分を占めているということが出来ると思います。
また、女性に痛風患者が極端に少ないことも知られています。
ですおで、例えば、性染色体に関連する遺伝子に痛風の情報が載っているのかもしれません。
先日パーキンソン病にIPS細胞を用いて治療をするという方法の臨床試験が開始されたと言うニュースがありました。このような遺伝子レベルでの治療が進めば、
特効薬やあっと驚く治療法が出来てくるかもしれません。
しかし大事なことは、
世に言われている常識だけでは測れないことがあり、
その一つが痛風の原因であると言う事です。
あなたの身近な人も、あなたが痛風の人を見るたび「不摂生」、「贅沢」と言うことについて、苦々しく思っているかもしれません。
今はいい薬が出ています。朝に1錠飲めば効くというすぐれものです。食生活の制限もほどほどに人生が楽しめるのはいいことです。
2018年8月19日追記
初めて痛風の痛みを感じた時の体験談を書きました。
そちらも参考にしてください。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。