お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?

今まで「ズレてる」と言われてきた感性を、「独特の切り口」としてお役に立ててもらえれば、というブログです。

ロンドンは燃えているか。

ウクライナで不穏な動きが相次いでいます。

ロシアは2014年にクリミアを併合した時のように、東部2州を強奪する気だったのだろう。

ドイツやフランスとは話がついていたが、ウクライナアメリカに泣きつき、アメリカがいっちょ噛みしたので、ロシアは地団駄踏んでいるのが今だろう。

ロシアは急に野望を阻まれて、米国憎しがこの上なく高まっているが、米国は軍が出てこないので、どうしようもない。

で、ロシアは落としどころをウクライナを絶対にNATOに入れないと明言する事、と主張を変えたが、米国が受け入れない。

ロシアは一周回って、速攻で東部2州を切り取り、知らん顔しながら経済制裁をドイツやフランスのヘタレを使ってやり過ごそうとしているのだろう。

つまり、侵攻はありうる。

ここで中共にも大きな仮を作ってしまうだらうから、極東では中共の言いなりだろう。尖閣より前に北海道を守らなければならない日が来るかもしれない。

それはそうとウクライナである。

日米は地政学的に関係ない争いだが、これを見過ごすと極東にて中共がこれに習った行動を意気揚々と行うことだろう。習だけに。だから日米はそのような行動を起こすと「破滅する」事を世界に知らしめる必要がある。

ウクライナはその主権の及ぶ地域ではNATO加盟、親西欧の路線であり、それだと困るロシアが国境に軍隊並べて威圧しているのであろう。

で、自国で演習して何が悪い!と嘯くのであるから始末が悪い。米国はぜひアラスカに軍を集結させて大演習を行ってほしい。ついでに、北方四島に住む日本人の保護の可能性をちらつかせて欲しい。

日本も、ロシアがもしウクライナに侵攻するなら、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」することよって武力を放棄した憲法を見直さざるを得ないの声が国内から沸騰するだろうぐらいの事を言い放っても良いかもしれない。

ロシア政府はかつて馬鹿にしていた日本に手痛い反撃を受けたことを忘れてはおらず、アメリカがどうあっても武装させたくなかったほど日本人は好戦的で、強力で、残虐な民族であると世界的に認知されている。

16世紀に於いては日本は戦闘民族だと世界に知れ渡っており、黄金の国ジパングはそれ故に大航海時代に西洋の侵略に至らなかったという説もあるぐらいだ。

その日本が、伝説のスーパーファンキーイケイケ民族が、再武装するとなると、それは実は(我々は自覚も実感も無いが)世界の大ニュースであり、中露は穏やかではないだろう。

日本再武装となると、これまでのような恫喝は一切通用しなくなるし、大戦前のようなゾーンに入ってしまうと、なにかにつけ込み領土を切り取られるかもしれない。そのような恐怖と対峙しなければならなくなるだけでも、日本の口には抑止力がある。我々の先輩方はそれだけ世界に恐れられていたのだ。

そして表題である。


ロンドンは、燃えているか。


萌えているか、ではない。


かつてパリは燃えていたが、今は萌えている。が、そのような平和の物語ではない。


ロシアのプーチンは齢70。自らの健康寿命の終わりを感じ、時間のかかる方法ではなく、帝政ロシアの栄光、ソ連の復活
のロマンに取り憑かれていないとも限らない。ラブロフとの微妙な温度差もそう考えれば妥当。

プーチンが西側との全面戦争に踏み切ったとして、どのような手打ちがあるだろうか。おそらくロンドンがその犠牲になるだろう。

前述の通り、ドイツやフランスとの間では、何らかの話があるのだろう。

しかしイギリスは地政学的に今回の問題には無関係でいられるわけである。自国が戦火に塗れることはまず無いと言えるからだ。

プーチンがロマンに取り憑かれ、戦術核をロンドンに打ち込むと仮定した場合、ロシアは全面核戦争を盾に報復を交わすことができ、実効支配しているウクライナをかなり良い形で支配できる可能性が出てくる。

この時世界がロシアへの報復を行った場合、我々人類はプーチンのロマンと心中することになる。

米国は局地戦で儲ける事は歓迎するだろうが、戦術核の打ち合いなどという儲からないことには興味がないだろう。

そう言っているうちにヒトラーの逆でヨーロッパはひと舐めにされ、極東では中共北朝鮮を焚き付けて米国を牽制しながら作戦に移るだろう。

なお、最近プーチンが仲良くしているブラジルも世界で10本の指に入る軍事力を持っていることを忘れてはならない。

そして米国が動きを見せたら北朝鮮を使っての米国本土攻撃や、タリバンを使っての強烈なテロに見舞われる可能性がある。

米国がヨーロッパに干渉できなくなっているうちに、ヨーロッパはロシアの手に落ち、ロシア、イラン、トルコが中東を席巻することになるだろう。

その時、イスラエルとアラブは結んでいる可能性が高く、南北でやり合うことになるだろう。その時の戦線はやはりイスラエルになり、米国の後ろ盾も得られず絶体絶命、となるだろう。

最悪、この辺まではロシアがマジで戦争に踏み込んだ際のありうるシナリオだと思う。

日本が吠えることで、この流れを止められるかもしれない。神國名義だ日本ポー!


最後まで読んで下さり
有難うございました。


パリは燃えているか

パリは燃えているか