スヌースは便利だということがわかった話。
タバコは20歳になってから！
と、一応言っておく（笑）
最近タバコ屋にいくと、様々な種類のタバコが売られています。
私は基本的にはパイプタバコしか買いません。たまーに高い葉巻をご褒美に買って、食事の後のアルコールに合わせるのが至福のときではありますが、なにせ値が張ります。
また、昨今家では自由にタバコを吸えるものの、外では本当に吸えなくなりました。
以前はそんな時の為に、スナッフ（嗅ぎ煙草）を持ち歩いていたものでした。これはタバコの葉を細かく砕いて粉状にしたものに、ミントやアプリコット（杏ですね）の香りをつけたものです。
少量を鼻から吸い込んで、鼻の粘膜にこすりつけます。すると鼻からニコチンが入って、リラックスしたり、集中したりできるというものです。
これはこれで重宝していたのですが、タバコ店主曰く、賞味期限が短く扱いにくいらしく、最近では取り扱っているところが少なくなったとのことでした。
そして、その代わりに最近流行っているのはスヌースです。これはタバコの葉を細かくしたものに甘味料やミントなどで味付けしたものを、小さな小袋に入れているものです。小袋の大きさはガム一個分位で、不織布のような素材の袋にタバコの葉に味付けしたものが入れられています。
これを唇と歯茎の間に挟んで、滲み出てくるニコチンを体に取り入れるというものです。
存在は知っていましたが、なかなか手が出せずにおりました。まず、味に想像がつかないこと、そして、口腔癌の恐れなどが強いという噂を聞いていたからです。
それを言ったらパイプ喫煙などはその比ではないのでしょうが、新しいものに挑戦するときには、やらない理由を考えるものなのだなあ、と改めてだめな人間の思考に陥っている自分に気付いたりします。
しかしある日、そこに転機が訪れます。
仕事で行った離れた街でパイプタバコをいくつか購入したときに、オマケでいろんな味のスナッフの試供品をくれました。
そういえば、昔学生時代に、友人が「タバコの試供品を夜の街で配る女性の移動補助」というけったいなバイトをしていたことを思い出しましたが、昔はタバコのパッケージのイメージ衣装（バドガールみたいなやつ）に身を包んだお姉さまが、居酒屋等にタバコの試供品を配りに来てましたね。もう20年も前の話です。
閑話休題。
私はもらった試供品を早速試すことにしました。カップ麺のスープが入っているような袋に2つから3つのポーションが入っているものでした。袋を破ると、ベリーだったり、ミントだったり、バニラなど、美味しいとは思わないがなんともタバコ的な匂いのするものでした。
口に入れしばらくすると、ピリピリしたニコチンの刺激と、風味が広がります。
なかなか良い感じです。私はバニラはイマイチで、味的にはベリーが一番美味しく感じます。飴玉とも違う、何とも不思議なものです。ミントを含むものはかなり強い刺激を伴うもので、ミントとニコチンのダブルの刺激でかなり強いピリピリ感です。
ちなみにミントを含んだものは口に含んで1分位で味がし始め、ピリピリ感が出てきます。そうすると、ぼーっとしていた頭が冴え始め、集中力が増すのを感じました。
こう書くとヤバい薬のようですが、あくまでタバコやコーヒーと同じレベルの刺激です。口からダイレクトに感じるのでピリピリとした刺激が強いようには感じます。
最近、仕事場で集中を要するときや気分転換がしたいときなどはスヌースを利用することが増えました。
ただ、使いすぎると所謂「ニコチン酔い」の状況にもなってしまうので、使い過ぎには気をつけなければなりません。
JTが出している「ゼロスタイル」はマイルドな刺激です。色んなフレーバーが出ており、変わったものでは「抹茶」や「梅」などがあります。
次に「アル・カポネ」というリトルシガーでお馴染みのブランドのものを試しました。こちらはベリー、バニラ、ミントの種類があり、ニコチンは多めなのか体調によってはすぐニコチン酔いが来ます。味や刺激は一番私好みではあります。
それから試しに購入した「ベロ」のポーラミントミディアムという種類ですが、こちらはかなりの強刺激です。
私がよく行くタバコ店にはライトとミディアムの2種類があるのですが、迷った末にミディアムを購入しました。
結果（ちょっと失敗だったかなー）と思うぐらいの刺激でした。こちらは普段使いではなく、強い刺激が欲しいここ一番での利用に限定する必要がありそうです。
なお、持続時間は1ポーション15分ぐらいです。私は口から出したものはガムのように紙に包んで捨てています。スヌースの入れ物は大体、スヌースの入っているところ以外に使用後のスヌースを一時入れておけるところがあります。私はなんか不潔な感じがするので使っていません。
タバコが吸えずにイライラしている方、集中力が保てないな、と思っている方にはおすすめです。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
