Cの悲劇。理不尽の極み。もうコロナとは呼べない。 - お役に立ちたい！ズレてる私の感性はいかが？

Cの悲劇。

何を今更、と思われる方も居るかもしれない。しかし、今回のコロナ禍で一番理不尽な被害を被っているであろう人たちを目の当たりにして、応援せずにはいられなくなったので、記事にした次第である。

全国にコロナと名がつく企業は数百社あるという。また、商品名やサービスに「コロナ」と付くものもある。

私が学生の頃に、瓶ビールにライムを絞って飲むのが流行ったコロナビール。最近酒屋に行くと敢えてそれを買っている。今更ライムを絞ってカッコつける訳ではないが、そのサラッとした飲み口に「意外といけるやん」などと美味しさの再発見をしていたりもする。

話変わって、日本のファミリーカーとして一世を風靡したトヨタ・コロナ。トヨタのセダンには冠を意味する名前がつけられることが多い。コロナはその一つ。

カローラ（花かんむり）
カムリ（日本語古語）
コロナ（太陽冠）
クラウン（王冠）

詰まりはトヨタの正統セダンというべき車である。現在は製造されていないので、今乗られている方はそんなに居ないかもしれない。

よって、そんなに被害はないのだろう。トヨタとチャイナのガチバトル等は胸熱なのだが、、、

私が社会人なりたてのときの上司の車がコロナプレミオで、格好いい車だな、と思ったおぼえがある。

愛知県を中心に展開する、コロナワールド。シネマ、パチンコ、スロット、天然温泉「コロナの湯」、ボウリング、カラオケ、ビジネスホテルなどを展開する、、、と書いた時点で「ギャー（cv.嘉門達夫）」である。落涙を禁じ得ない。コロナワールド。理不尽な逆風の中でも頑張っています。最大限安全を確保した上で、どのような形であれ利用し、貢献したいと思います。（私は信念上パチンコは行かない。コロナワールドさん、パチンコ切り離しよまい。ね。悪ぃことはいわんで。）

冬になるとテレビのコマーシャルで「コ・ロ・ナ♪」のサウンドロゴをよく聞くようになったものである。手軽な暖房器具といえばコロナの石油ファンヒーターと相場は決まっていた筈である（敢えて断言しよう）。

本社は新潟県三条市。日本が誇るものづくりの町である。かつて水害に悩む領民を救うために鍛冶屋を集めて対処したことから鍛冶の町となり、以来鉄工、ものづくり、ハイテク産業の町として全国にその名を響かせている。

今流行っているソロキャンプの道具を造っている、スノーピークやパール金属（CAPTAIN STAGと言えばお分かりいただけるだろう）の本社所在地でもある。

話を株式会社コロナに戻そう。今年の6月に新聞に広告を出したのだ。その内容が、本当に涙を誘う。全部引用するのは心苦しいが、元が広告なので、引用元の諸氏は悪く思わんで欲しい。

コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ
まだまだ、せかいじゅうが、しんがたコロナウイルスで、
たいへんなことになっているね。
そとであそべなくなったり、マスクをしなきゃいけなかったり、
つらいこともたくさんあるとおもいます。
そんななかでも、わたしたちコロナは、
くらしをゆたかにする“つぎのかいてき”をつくろうと、
きょうも、がんばっています。
コロナではたらいてくれている、
キミのおとうさんやおかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、
おじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんも、
いっしょうけんめいです。みんな、じまんのしゃいんです。
いえにいるときのイメージとは、ちょっとちがうかもしれないけど。
もし、かぞくが、コロナではたらいているということで、
キミにつらいことがあったり、なにかいやなおもいをしていたりしたら、
ほんとうにごめんなさい。
かぞくも、キミも、なんにもわるくないから。
わたしたちは、コロナというなまえに、
じぶんたちのしごとに、ほこりをもっています。
キミのじまんのかぞくは、
コロナのじまんのしゃいんです。
かぶしきがいしゃコロナのしゃちょうより