キートン山田氏が引退するという。
今朝のネットニュースで配信されていたので知りました。
キートン山田氏といえば、ちびまる子ちゃんの初代ナレーションで有名で、
「後半へつづく」
の絶妙なトーンはちびまる子ちゃんの世界観と相まって、アニメの楽しさを1段階高めてくれていたと思います。
私は初めて知ったのですが、一休さんの将軍様もキートン氏だったようですね。将軍様の声はもうちょっと甲高い印象があったので意外でした。
先日銀河英雄伝説の記事を書きましたが、中心人物のヤンを支える後方支援担当官で、彼の艦隊では唯一と言っていい常識人で、家庭を営んでいる、アレックス・キャゼルヌを思い出さずにはいられません。
優しく、ちょっととぼけた感じが、主人公の「よき先輩」という、重要な役どころなのを、さすがという演技力で演じていました。
銀河英雄伝説ではヤンを演じ、ちびまる子ちゃんでは初代友蔵を演じた富山敬氏は既に鬼籍に入られており、双方のアニメを楽しませて貰った者としては、寂しい限りです。
キートン山田氏には、今後は悠々自適の生活をしながら、何か特別な席にひょっこり現れて、またあのひょうきんな声を聞かせてほしいと思います。
お疲れ様でした。
キャゼルヌがユリアンに恋愛を説くシーンは珠玉の名シーンでしたね。