結構大事になってきた新型コロナウィルスの感染拡大。
昨日ヤフーニュースで飛んできたのが、日経平均株価の下落のニュースでした。一時１０００円安を記録して、円高にもなっているとのこと。
そして、仕事柄多くの見本市に行くのですが、今日から開催される国内最大級の見本市、日本ものづくりワールド2020の出展企業からの出展中止が相次いでいるとのことです。
しかも、昨日の時点で急にメールが飛んできて、「弊社は出展を中止します」とのことでしたので、結構社内では議論になってギリギリのところでの決定だったのだろうと推測します。
そもそも、この規模の見本市を行うこと自体が今の時勢に反していると言わざるを得ないところがありますが、見本市自体を中止してしまうと、主催の一社が被る経済的損失が大きくなりすぎ、注意して開催する、という判断しかできなかったのでしょう。
もし、国や自治体が主催者に働きかけることができたのであれば、全体を中止にできたのかもしれません。国や自治体も、そのように働きかけたのであれば、そのように広報しなければ、正しい判断をしたのは誰かがわからなくなります。
願わくば、目先の経済的利益より、長期的な視野での企業活動、政策を行ってほしいと思いました。
