保釈許可の裁判官の行動が正しかったかをチェックせよ。裁判所の役人も個人にスポットライトを当てよ。〜カルロス・ゴーン氏の国外逃亡について〜
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200116-00602803-shincho-soci&p=1
カルロス・ゴーン氏が国外へ逃亡し、日本政府は未だゴーン氏を国内に連れ戻すことができないでいます。
保釈期間中に国外へ脱出した。一番悪いのはゴーン氏です。それはそれとして次に考えなければいけないのは、その国外逃亡の危険があったゴーン氏に、保釈を認めてしまった裁判所の問題です。
裁判所といっても結局は最高裁判所の裁判官が一人でその責任を担います。この問題については、この記事にある通り島田裁判官がそれを担っておりました。
国会議員や各省庁のトップである人たちは、公人としてその名を報道され、そして時には強い社会的バッシングを受けることがあります。 これは民主主義の根幹である「知る権利」のもとに、報道機関が色々と取材するからであり、我々国民はその恩恵を受けております。
しかし三権分立の中の一つである司法において、裁判官の個人の名前が取り沙汰されることはごくごく少ないように思われます。それは各報道機関が司法の各個人に対してスポットライトを当てることをあまりしてこなかったからということに尽きると思います。
しかし現代において諸問題の解決を考えるときに、「何々裁判官がどのような判断をした」ということが国民の頭の中に入っていなければ、正しい選挙行動に結びつけることができない可能性が多分に有ると思います。
またそのような裁判官を任命した任命責任を問うことができないという点において、社会の閉塞感を選挙行動で打開することができないという事態が増えてきているように思います。
ですから、 報道機関には是非頑張っていただいて、最高裁判所のみならず高等裁判所や地方裁判所のどのような裁判官がどのような判断をしているのか、それが今の世の中にかなっているか否か、そういったことをしっかりとチェックして、監視していって、実際の選挙行動に繋がるような報道をしていただければと思います。
我々ブログを書く人間もそういうことにアンテナを張り巡らせ、意見を書いて世論形成に影響を及ぼしていかなければいけないと感じました。
このような活動が活発に行われれば、世の中ももう少しは良くなるのではないでしょうか。
もちろん最高裁判官の弾劾裁判などについても詳しくその仕組みを報道し、国民に理解させ、そしてより良い判断をしている裁判官を残し、頓珍漢な判断をしている裁判官は弾劾裁判でもって引きずり下ろすことをしていかなければ、司法の浄化ということは為されません。行動を裏付ける情報をしっかり出して行ければと思います。
最後まで読んで下さり
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