最近少し下火になって来ましたが、何も解決していない問題の一つに東京都の若年被害女性支援組織の公金不正受給疑惑があります。
colabo問題とも言われるこれらの問題ですが、私がどうしても解らない点があります。それは東京都の対応です。
東京都は早い段階で情報を開示して、適正な措置をしていれば、ここまで叩かれることは無かったかと思うのです。
もちろん管理が杜撰だった事は批判されると思いますが、そこで膿を出すことに成功していれば、却って良くやったとの称賛を得られたかもしれません。
それを自らの責任逃れにしては雑て不誠実な対応を繰り返し、訴訟までもつれ込む始末です。
今の都民の心境としては、colaboも悪いけど、東京都の対応は最悪、という感じでしょう。
それに対して国の対応は毅然としています。おそらく司法の対応もそうなるでしょう。もしそうでなかったら、暇空さんのnoteを購入して裁判官の名前を確かめ、弾劾裁判で☓をつける必要が出てくるでしょう。
ともかく、東京都は初動を大きく間違えてしまった。それは一重に、一般市民は強権で持って黙らせておけば泣き寝入りするだろう、という昔ながらの悪しき役人根性に基づくものでしょう。
あと、都庁の中に喧嘩のやり方を知っている人間が少なかったという事も浮き彫りになりました。喧嘩は相手を見てやるものです。心技体万全で捨て身で向かってくるものに対して雑な扱いをしたことで、対応の杜撰さ以外に、怒りまで買ってしまったと言えるでしょう。
仮に知事なり偉い人が隠蔽を提案しても、相手の情報を集めて喧嘩するとハマると助言できる人がいない事が、役所の人材不足を物語っていると思います。
タダの真面目やゴマすりばかりが上にあがって、本当に熱意や胆力のある人材を脇に追いやっては居ないでしょうか。
流石に少子化とはいえ、そこまで東京に人がいないとも思えません。
胆力のある職員は情報をリークするなり色々な方法で膿を出し切るべきだし、この問題を解決できなければ、今後日本は10年持たないでしょう。当たり前です。税金を上げても、無駄金をドバドバ使っていて、どうしても他国との競争に勝てるのか。
東京都職員、東京都民はよく考えなければならないところまで来ています。