寒くなってきましたが、皆様お体にはお変わりありませんでしょうか。
さて、お隣の韓国では「金スプーン」「泥スプーン」という言葉があるそうです。
格差に絶望する韓国「泥スプーン」、文大統領への不満募らす(ロイター) - Yahoo!ニュース
お隣の韓国という国は、困ったときには反日ブーストが使えるってことで、政権が好き放題やっておりました。結果、国民は日本同様、いや、それ以上に困窮していると言えるでしょう。
そんなお隣さんでは、スプーン階級論なる階級が形成され、底辺に定められた人たちからは日々怨嗟の声が漏れているという現状であります。
裕福な家庭の師弟は「金スプーン」、最底辺を「泥スプーン」と呼び、厳格な線引きがなされているといいます。少し前の日本では、勝ち組、負け組という言葉も流行りました。
嘗て日本を訪れたソビエト連邦書記長、ミハイル・ゴルバチョフをして、最高に成功した社会主義国と言わしめた1億総中流の日本こそ、実は地上のユートピアだったのかもしれません。
勿論、グローバル競争が激化した21世紀にそんな甘い事を言っていては生き残れなかったのかも知れません。しかし、本当に競争だけが解だったのでしょうか。戦後日本が作り上げた社会システムは資本主義でも社会主義でもない第三の解になり得たのかも知れません。勿論、様々の問題点があり、まだ完成では無かったのですが、もし、あの体制が続いたならばどのような日本になっていたのか、少し見てみたかったように思います。
先日、元総理大臣の中曽根康弘氏が亡くなりました。そのような時代をしみじみと思い出しながら、スナックの隅の席で酒を飲んでいます。
酔客の歌声に日本に嘗て有った夢色のスプーンを思い出しています。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。