ブラック企業考 ブラック企業を滅ぼすために、当面のセーフティーネットが必要だ。
昨今、ブラック企業への風当たりは
どんどん強くなっており、
あと一息で
この世からブラック企業という存在を
消すことができるのではないかと
言うところまで来ていると思います。
ときに、ふと思ったことですが、
従業員が10人いる企業で
毎日3時間の残業代を
サービス残業で賄っていたとしましょう。
仮に残業にかかる費用が900円/hとしても、
3時間で2700円。
10人で2.7万円/d
一ヶ月の出勤日数が
20日としたら、
54万円という数字になります。
たとえば、
10人の人を集めて儲からない仕事を
はじめた場合、
仮に普通の会社なら53万円の赤字になる
不味いビジネスだったとしても、
ブラック企業にかかると
1万円の利益が出てしまう訳です。
これは堪らない。
本来なら市場から撤退させられるべき企業が競争力を持ってしまう訳です。
このような企業を一網打尽にするための
ナイスアイデアが有ります。
それは、一定の条件を満たした、
所謂ブラック企業を退職した人には、
次の就職が決まるまでの間
何らかのセーフティーネットを用意するのです。
現物支給の方が良いでしょう。
そうすれば、復職も早くなります。
勤めてみて内情を詳しく知ってからでないと、中々細かい所まではわからないものです。
そのような勤務の実態が明らかになれば、
その会社は人が辞めていき、
事業が成り立たなくなるでしょう。
ですから、自然とホワイト企業の競争力が高まり、より多くの人がホワイト企業に就職出来るようになると言うわけです。
駄目でしょうか、、、
結構面白いとおもったのですが、、、
だって、ブラック企業で死ぬぐらいなら、
衣食住の整ったセーフティーネットの方を
最後の最後で選ぶことが出来ます。
部屋から追い出され、路頭に迷うようなことでは、どこまでもブラック企業の言いなりです。
ブラック企業が物理的に存在できなくするのはとても有意義だと思います。
あと、ブラックな方が経営者が有利になる
というのは最悪です。
無くなるわけがない。
と言う事で上の制度を導入し、
ほっといても時給1000円を軽く超える
明るい社会を作りましょう。
誰か、厚生労働省の偉い人と知り合いの方、
みてませんかね〜