宗教も企業も同じ。ブラックとホワイトがあるだけ。
ふと思う。
山上某の件で宗教団体のえげつない集金が取り沙汰されているが、
やりがい搾取をおこなって、安月給で幹部の私服を肥やすような企業は結局のところ同じではないかと思う。
逆にホワイト企業は多くの人を便利にする製品やサービスを提供し、従業員やステークホルダーに対してその利益を還元して、オーナーや社長は人並みよりちょっといい生活をしている程度、社員や地域の人のやっかみもあるかもしれないので、車はそこそこの国産車に乗っている、、、なんて社長さんもいらっしゃるわけだ。
例え新興宗教であっても、手弁当で自らはボロを着て、地域の人の拠り所を作るために奔走している人も中にはいらっしゃる。地域にとって無くてはならないものになっているのに、財政はいつも苦しく、教団の長はいつも貧乏というところもある。
それらのホワイト組織の長に共通しているのは他社に対する感謝と、自らに協力してくれる人への利益の還元を第一に考えていることだと思う。
結局のところ、不透明な組織を利用してピンハネをするという意味では、会社も、宗教団体も、そして国家も、
大差はないのではないだろうか。
もちろん、理不尽に人の命を奪うことは許されることではない。しかし、犯人の供述を重く受け止め、あらゆるブラックな組織が改めることを行わなければ、第二、第三の悲劇は止められないだろう。そして、そういう暴発する人の照準は、ブラック組織の長にロックオンされつつある。
今回は結果的に安倍さんが身代わりになってくれた形になってしまった。そのことに対する感謝も、悔い改めもない組織は、安倍さんの「霊」により滅ぼされるだろう。