安倍総理はどこまでの事を想定して、1ヶ月の休校を決めたのか。
一億総活躍社会と言って、家庭の守護神を労働市場に引っ張り出す政策を推し進めて久しい日本において、今、大変なことが起ころうとしています。
平日、子供が学校に行っている母親が、正社員、パート社員として労働力を提供してくれています。
そんな中で急に1ヶ月の休校です。3日前に言い出すストロングスタイル。
1.小売、工場、庫内作業、事務、色々なところで、人が確保できなくなります。一億総活躍社会が裏目に出ます。
遊びを持たせずに限界まで効率化された社会システムは特異な事象に弱い。
伸び切ったパンツのゴムを更に引っ張れば、
、、、ちぎれる。のです。
2. 学校は無くても、それに準ずる機関はどうなるのでしょう。塾は?学童保育は?併せて言及していないところを見ると、そこまでお考えではなかったか。
3.パート収入が家計の大きなウエイトを占める家計にとって、ひと月のブランクはかなり大きいのでは無いでしょうか。少なく見積もっても、家計の一割から二割を失うことは簡単なことではありません。
4.もし、帳尻を合わせるためにゴールデンウイークに学校を稼働させた場合、観光業にとどめを刺す事になりかねません。
インバウンドまかせのところはもう虫の息です。この状態が続くだけでも厳しいはずです。
インバウンドに期待できない以上、ゴールデンウイークの特需を失うとやってられないのではと危惧しております。
観光地が一個まるまるゴーストタウン、、、と言うこともあり得ます。
そういえば国内最大級の見本市、日本ものづくりワールド2020(幕張メッセ)、強行して地獄絵図だったらしい。いわゆるピエリ守山状態。
幕張メッセ日本ものづくりワールド2020 新型コロナウイルスで出展を取り止め等でゴーストタウン化 - NAVER まとめ
安倍総理はお子さん、いらっしゃったでしょうか?お見えでなかったとしても、為政者として必要な知見ではあるまいかと思います。
正直、私は安倍さん支持なので、今回の件は残念です。各方面への後支えと、十分な説明をお願いします。点数稼ぎではなく、すべての人に寄り添った政策を期待しています。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。