お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?

今まで「ズレてる」と言われてきた感性を、「独特の切り口」としてお役に立ててもらえれば、というブログです。

知る権利 京アニ報道を正しく知るために。

「知る権利」よく聞く言葉ですが、正しく理解してますか?

 

「知る権利」は法律用語で、

我々日本国民が持つ権利の1つです。

 

目的は、民主主義の実現の為です。

 

民主主義では、国民が色々な事を判断するにおいて、正しい情報を持っていなければなりません。

そのために公営の報道機関をはじめとする報道機関があり日々様々な情報を提供してくれています。

 

国も、政府広報や官報等を通じて情報を発信しており、行政機関は白書や青書を通して情報を発信しています。

 

国会や裁判所は公開され、国民がおかしい!と思ったら何時でも異議を申し立てられるようになっています。

 

しかし、制度を正しく理解していなければ、それを逆手に取られ、マスコミの金儲けの具にされてしまいます。

 

今回、京アニ放火事件で、名前の公表を望まない遺族の名前までも、公共の電波に乗ってしまったということで議論になっていますが、

今回の公表は報道機関の存在意義を超えるものだと個人的には思います。

 

有名なあのアニメーターさんが亡くなったかも、、、というのは気になる情報かもしれませんが、民主主義の実現という意味では遺族の反対を押してまで公表せねばならんというものではないでしょう。

 

つまり、単純な興味として知りたいもの(例えばNHKのトップの私生活とか、)と、民主主義に必要な報道とは分けて考えなければいけません。

 

仮に他局の人がNHKトップの私生活を詳らかにしたならば、出るとこ出ましょう!という話になるでしょうから。

 

知る権利と同様にプライバシーも権利として守られています。

 

数字が取れるからと、物言わぬ弱者の権利を踏みにじる者は、畳の上では死ねないでしょう。人がそれを誅しえずとも、神の目を逃れることは決してできません。

 

天網恢恢疎にして漏らさず。

努々疑う事莫れ・・・。

 

超訳 日本国憲法(新潮新書)

最後まで読んでくださり

ありがとうございました。