お役に立ちたい!ズレてる私の感性はいかが?

今まで「ズレてる」と言われてきた感性を、「独特の切り口」としてお役に立ててもらえれば、というブログです。

煙草飲みのエレジイ

私は最近肩身が狭い喫煙者です。

 

この風潮自体はカッコいい仕草として映画やテレビで低俗な喫煙方法を流布して日銭を稼ごうとしたJTの自滅と言ってもいいでしょう。

 

タバコなんて百害あって一利無しとよく言われるのですが、ではなぜ我々は喫煙するのでしょうか。

 

喫煙の起源はマヤ文明で紀元前10世紀に始まり、儀式や占い、魔除けの為に用いられていました。

人は喫煙することにより疲労や不安をふきとばすことができることを知り、日常的に、簡単に喫煙が出来る方法を洗練させていきました。

 

反面、生活の中に喫煙が入り込んで来るようになりました。そしてタバコの煙が吸わない人にまで害を与えると喧伝されるにつれ、タバコの煙は生活の場から排除されてきました。

 

そして、喫煙者の権利は踏みにじられ、ついには吸える場所が殆どなくなっしまって、タバコの吸える喫茶店か飲み屋以外では大手を振って吸えなくなってしまいました。

 

タバコの持つ効能は無視され、文化は根こそぎにされてしまいました。しかし不思議なのは「それでも禁止されない」と言うことです。

 

そんなに体に悪いなら、そして公の場所から排除を続けるのであれば、いっその事禁止して、JTも解散してしまえば良いのでは無いでしょうか。しかし、タバコは重要な税収でもありますし、政治的にも無くすことのできない現状があるのでしょう。

 

最近代替タバコとして、電子タバコが出ていますが、アレもかなり匂いますし、なぜか目に見える形で水蒸気を吐き出すような構造になっており、敢えて周囲の人から毛嫌いされるように作ってしまっています。また、臭いも単純に良い匂いではありません。

 

ちなみに私はパイプ喫煙をここ20年位やっております。パイプタバコは美味しく吸うためには技術が必要になりますし、周囲への配慮が欠かせないものなので、普通にシガレットを吸う人よりかは常にエチケットにきをつけていました。

パイプは煙量が多いので、喫煙可の場所でも常に周囲に気を配る必要が有ります。

パイプをそのまま吸うと目立ちすぎる場合は巻紙で巻いて吸う場合も有ります。

また、嗅ぎタバコも持っており、喫煙不可な場所でのリラックスに使っています。

 

パイプタバコはそのルームノートの良さから、大体は「あ、なんか良い匂いがしてきた!」と言われることが多いです。

 

なぜ電子タバコではなく、パイプが流行らなかったのか。JTさんには喫煙の持つ伝統から生まれた数々の喫煙方法を研究して、その良さをきっちり伝えて選択肢としていくと同時に、正しいマナーや所作についてもさらなる啓蒙をしていただき、文化的な喫煙を提案し続けて欲しいと思いました。

 

パイプ喫煙は経済的で簡単に始められます。また、現代ではYouTubeなどで吸い方を指南している動画も数多く上がっていますので、より早くマスターできるのではないでしょうか。

 

世知辛い世の中ですが、共に至福の一服を楽しみましょう。やがて来るパイプタバコブームを夢見て。

 

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。