は、背後霊!
先日車を運転していたときのことである。
買い物をして家路についたのだが、そこそこ走ったときに、白いセダンがずっとあとについて来ていることに気付いた。
ご近所でもないだろうし、妙なことも有るもんだな、、、
まあ、偶々だろう、とその儘車を走らせていたのだが、どうも様子が変だ。
私が車線変更した時も後におり、
交差点を右折すれば右に、
左折すれば左に、
愈々何か変だな、と思ってスピードを出してみた。
道は混んではいなかったので、そこそこのスピードを出した。
しかし、その車は多少車間距離は開いたもののついて来ている。
やはりご近所さんかもしれないな、と思って、ミラーでナンバーを確認した。
そして言葉を失った。
「81-50」
これは、
これはもしや、
背後霊!!!
その後も私をマークするように執拗についてくる。
私はだんだん怖くなってきた。
人が乗っているかどうか確かめようとミラーを見るが、
うまく中の様子が見られない。
人が乗っているような、
乗っていないような。
、、、
そんなことを考えながら、
ワキ汗びっしょりにして(これは別にいつもの事だが)
引き続き家路を急いでいたら、
その
「81-50」は
サイゼリアに入ってしまった。
ははは、まさかね。
と思って、その後は気楽に家路を運転することができた。
しかし、気持ち悪い出来事だった。
ナンバーを確認した瞬間のぞぞけが立つ感じは忘れられないだろう。
夏が、やってくる。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。