秋、芸術へのいざないは突然に。
秋ですね。
食欲の秋、体育の秋、芸術の秋。
そう、秋はすべてのものが美しく見える季節。
そして世の中にはどこにでも芸術的なものがあります。ふと、目にしたポスターや案内から、芸術へのいざないがあります。
先日、知り合いに教えてもらったページで面白い絵を見ました。
http://www4.big.or.jp/~ogallery/
こちらの展覧会情報で、いろんな絵に対するコメントがあるのですが、
循環と共生
とか、
バラの木に棘ではなく、トゲの木に薔薇
とか、
とても興味深いです。
『循環と共生』については、絵は抽象的過ぎて、真意は作者の思いを聞かないとわかりませんが、まず、自分がどのように感じ、また日々解釈を変えていける、という点で惹かれました。
『バラの木に棘ではなく、トゲの木に薔薇』
では、バラをモチーフにしながら棘ばかりが画面を埋め尽くす視点にメッセージを感じます。
こちらは、いろいろ想像しやすく、斬新な視点に、「ああ、そういうものの見方があるのか」と、ハッとさせられます。
薔薇の花束は美しいが隠れた棘に刺されると薔薇の美しさも霞んでしまいます。
しかし、棘の中に一輪のバラを見出す事が、実は私達が生きる喜びに似ているのではないか、、、などと想像してしまいます。
また、コメントの漢字とカタカナの表記の違いにも何か意味があるのかな?と、興味はどんどん広がっていきます。
秋の始まりに、思いがけない芸術に触れることが出来ました。遠いので個展に行くことはできませんが、こういう嗜みも必要かな、と思いました。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。