【ひとこと】言葉のロマン。一昨日は「おとつい」で「遠つ日」
おとつい、言葉について少し書きましたが、私は言葉にロマンを感じるタイプの人間です。
特に昔から残っている文法などにロマンを感じ、今では意味不明な言葉の中にその名残を見つけるとき、とても楽しい気持になります。
例えば連体助詞の、「つ」がロマンですよね。
和歌などで「沖つ風」などと詠まれる、体言と体言を繋いで、前の語が時や場所を表すとする言葉です。意味は「沖の風」という感じでしょうか。
それが今、どこに使われているか?
それは、睫毛(目つ毛→まつげ)だったり、
一昨日(遠つ日→おとつい)だったりするわけですね。
うーん。ロマンだ。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。