木牛の舌
皆さん、お久しぶりです。
おかしなおやじです。
安全と思われていた地方都市にあります、私の勤めている会社もリモートワークをすすめております。
何の準備もしていない、バソコンの知識も人によって差が大きい部署なので、ルール決めが大変です。
また会社も右往左往しているので(まあ、初めて経験することなので責める気は毛頭ないですが、)疲れも倍増します。
さて、そんな中、新型コロナウイルスについての記事が多かったのですが、面白いニュースを見たので、紹介です。
ゲーム条例パブコメに同じ誤字 「依存層」「条例にに」:朝日新聞デジタル
これは、ネットゲーム依存症対策条例を作ろうとした香川県のパブリックコメントの賛成意見に、同じ誤字を含む物が沢山あったという記事です。
ブロガーの皆さんはブログを書く際には誤字や脱字などが無いように十分気をつけていらっしゃるでしょう。
しかし、パッと見では気付かないレベルの誤字脱字は、実はその文章の出自を表す情報と成り得るという事がわかりました。
これは色々な所で生きてくると思います。
独自の気付きにくい誤字脱字を敢えて残して置くことで、仮に文章が改変されていても、自分の文章が出処ではないか?と言うための大きな証拠になるでしょう。(記事のコピペはあまりにも雑なので、もっと巧妙なもののほうが良いと思います。)
ちなみにタイトルは三国志のお話の中で、天才軍師として名高い諸葛孔明が、輸送用に作った一輪車の細工の話です。
悪路を輸送するために諸葛孔明が開発した一輪車(デカい猫車みたいなやつ)に、舌を回せばブレーキがかかると言う構造が巧みに隠されていました。
後に敵がその一輪車を奪って量産した際に、その舌の構造までコピーしてしまいます。
その後諸葛孔明に輸送部隊が襲われたときに、妖術と見せかけて一輪車にブレーキをかけて動かなくしておき、恐れた敵軍が逃げ帰ったあとに、輸送物資を分捕ったという話です。
誰かがコピーしてくる恐れのあるときは、その中に秘密の構造を仕込んでおけば、逆にその悪意を上手く利用することが出来るのですね。
このニュースを見たときに一番に思い出したのがこの話でしたので、晴れてタイトルとなりました。木牛とは、その一輪車の名前「木牛流馬」から来ています。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。