ピンチの時の心構え。ピンチはチャンスで、ピンチをチャンスに変えるにはお作法があります。
まず、なぜピンチがやってくるのか。
たとえば、
やらなければいけないことがあるのに、充分な時間がない、
こちらを立てればあちらが立たず。
難しい人間関係に立たされる。
不注意でとんでもないミスをやらかした!
など。
最高のストレスやプレッシャーを感じながらのとても辛い時間だと思います。
ここでは細かい方法論ではなく、基本となる心の持ち方を紹介します。
まず、世の中にはそのようなピンチを幾つも乗り越えているツワモノがいる事をまず思い起こしてください。
所謂「修羅場を抜けてきた」人たちです。
単に今回は、自分にその「修羅場」が回ってきただけです。ですので起こってしまったことを悔やんだり、焦ったり、必要以上に「なんでこんな事に、、、」と考え、体力を消耗し、時間を浪費する事を止めましょう。
逆に、「今度は自分の番か。これを解決したら自分も『修羅場を抜けた人』だな、」と思うようにしましょう。
勿論、修羅場を抜けてきた先輩のアドバイスは充分活用しましょう。それだけで問題が解決することもあります。
次に、勇気を持って結果を受け入れる心構えが大事です。
例えば、うっかり人の物を壊してしまったら、非難され、弁償しなければいけない事は仕方ありません。その事を一旦受け入れましょう。
その上で、少しでも相手に不快な思いをさせない為にはどうすればいいか。謝罪の気持ちを伝えるならどうすれば良いかを考えるようにしてください。
有耶無耶にしたり、責任転嫁する事でその場を済ませることもあるかもしれませんが、後々のトラブルの火種になったり、意外な所から恨みを買ったり、徹底的に信用を無くしたりするかもしれません。
そしてここからが「奥義」ですが、
一旦すべてを受け入れた上で、
落ち着いて再度自分に問いかけてください。
この問題を利用する方法が無いか、
この事をどのように解決するのが本当は一番良いのか。
上にも書きましたが、有耶無耶にしたり、責任転嫁の心で逃げ道を考えるのではなく、一旦自分が受け入れた後の、清い心で考えるのがポイントです。
いろんな角度から、
落ち着いて、
問題を分解し、
評価します。
何も思いつかない事もあるかもしれません。
しかし、人間は追い込まれると物凄い智慧を生み出すことがあります。所謂ウルトラCという奴です(最近は言わないかな、、)。
一応、コトバンク様より
ウルトラ‐シー
《〈和〉ultra+C》
1 体操競技で、かつての最高難度C以上の、ひねり・旋回などを取り入れた技。
2 《体操競技で1が決め技であるところから》とっておきの秘策。奥の手。
ということで、昭和のおっさんはこう云う表現をするんですよ。覚えといてくださいね、そこの若い人。
ちなみに
[補説]1について、現在は難度Iが最高。
これは知らなかった。
今ならウルトラIと言うべきなのでしょう。
※わたしは、ウルトラアイはウルトラセブンだし、ウルトラと言えばQの印象が強いオッサンです。
ピンチをチャンスに変えるためには、
最初の心の持ち方が大事、というお話でした。
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。