【ひとこと】トリチのトリコ
旨い。
厚み。
肉感の強さと、、、肉感の強さ。
塩気、
ピクルス、
ケチャップ(塩)
具の少なさ=食べやすさ(これは外せない)。
麦、酢、乳、肉、脂、塩、塩、塩、乳、肉、塩、脂、塩、塩、塩、乳、脂、肉、塩、塩、塩、麦。
はっきり言って、口の中には脂と塩しか残らない。
それでも食べてしまう。
やめれば良いのに。
更に
ポテトとコーラ。
塩の粒が目視できるくらい塩をかけているポテトが薄味に感じるくらい、舌が馬鹿になっている。ギトついた口の中をコーラで洗い流す。
そしてまた口腔内に脂と塩を塗りつけるのだ。それが人生と言わんばかりの情熱で。
国は本気でこの食物(しょくもつ)を取り締まったほうが良い。ダブチにはまだ生きる望みがあった。トリチにそれは無い。食えば判る。それは死への片道切符だ。
否、誰でも人は死に至る。
我々は既に死への片道切符を握りしめた旅人なのだ。トリチは只、その旅の歩みを早める言わば特急券のようなものなのかも知れない。
浅き夢と現実の狭間で、ぬるい風に皮膚を撫でられる。不快であるが、何かこう、今の自分に適合した、妙にしっくりくる話なのだ。
良い人が死に、どうでも良い人が生き残る。生き残った人の手でまた良い人が死ぬ。
わからない
わからない
本当にわからないのだ。
そんな余計な事を考える暇があれば、
バニラシェイクで締めをするのだ。
(糖尿病への片道切符)
Ende