私がまだ鼻垂れ小学生だった頃はまったゲームにジンギスカンのゲームがありました。
これは光栄(信長の野望や三国志などのシミュレーションゲームを開発していた パソコンのソフトメーカーである)の歴史三部作の中の一つで、蒼き狼と白き牝鹿シリーズです。私が最初に手にしたのは蒼き狼と白き牝鹿-ジンギスカン-という2作目のものでした。
これは自分がジンギスカンとなりモンゴル高原を統一し、ユーラシア大陸を駆け回る名作で、地域の規模も大きければ、出てくる人物の容姿も地域によって様々で、遠い世界の異文化の英雄や妃に思いを馳せることが出来、また勉強にもなりました。(その後私は高校で世界史選択して歴史オタクのハシリになるわけだがそれはまた別のお話。)
ゲームではモンゴル帝国以外にも日本(鎌倉幕府)、イングランド(プランタジネット朝)、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)、などの歴史上の帝国や王国の主人公となってユーラシア大陸を統一するという大事業を成し遂げるというゲームで、いろんな戦法を駆使して、何度もユーラシア大陸を統一したものでした。
このゲームが独特なのは、妃を略奪して、子孫を残すことが出来る、「オルド」というシステムがあり、源頼朝が金髪の美女を妃に迎え、子孫を残したりできました。(しかし顔は純和風ばかり)一応、日本初の大人のゲームを作った光栄だけあって、(ヌードでは無いが)艶めかしい女性の姿にドキドキしたものです。
このゲームに夢中になったおかげで、鎌倉幕府の成立から倒幕、その時世界がどのような状況だったかなど、自分の体験のように知ることが出来ました。
続編も出されておりますが、プレイ時間がものすごいことになりますので、手を出しておりません。(〜元朝秘史は比較的短い時間でできるのでおすすめ)
ちなみに私はこの手のシミュレーションゲームを「盆栽ゲー」と呼んでいます。
自分のお気に入りの武将をあそこに配置して、、、など考えて手入れをして、○○の合戦を再現!という感じで、純粋に最短クリアーのみを目的としないあたりが盆栽と楽しみ方か似ているように思います。
若い人は何言ってるかわかんないんだろうなぁ。
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。