マンモー！ガイコツー！
蔓延防止措置だけではなく、ついにみたびの緊急事態宣言が、発出されてしまいました。
今回の重点は関西です。
何らかの理由で変異型ウイルスが出回ってしまったので、大阪にとっては不運としか言いようが無いのでしょうが、蔓延防止措置での効果のなさが痛すぎました。やはりこのような危機に対しての対応は中途半端ではいけない、ということがよくわかりました。
オリンピックを控えてどうしょうもなかったのでしょうが、措置を小出しにしたせいで、一番大事な時期に蔓延が重なるという不幸に見舞われてしまいました。
二度目の緊急事態宣言をもう少し長引かせる事が出来ていれば、聖火リレーぐらいは普通にできたかもしれません。
しかし、その時はもう崩壊寸前だった飲食、観光関連の産業を保護するために仕方がなかったのでしょう。
やはり年末のゴートゥーは失策だったでしょう。移動を県内に限定して、大都市圏からの移動を制限することで需要を拡大する方法をとり、その方向で知見を蓄えていればまた違った戦い方が出来たはずですが、残念ながら現在のような「詰んでる」状況になってしまってました。
二階氏のオリンピック中止に対する言及についても、真意は図りかねますが、とにかく、そのような状況であると注意喚起を行い、言うことを聞かせるための「ポーズ」なのではないかと思う次第です。
この先がまた読めなくなってしまいました。しかし。我々は知恵を結集してこの難局を乗り切らねばなりません。
変異する未知のウイルスとの戦いは数年単位で続いていきそうです。我々市井の者も、力を合わせてその脅威に立ち向かい、生き抜かなければならないでしょう。
一つ重要なニュースが有りました。
コロナで重症化 約半数の人がイメージ持てず 東大など調査 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
これを見ると、軽はずみな行動は出来ないはずです、、、があまり詳しく報道されていないように思われます。
要点だけ書きます。
・重症化の際、鎮静剤で意識レベルを下げる処置が行われることを知らなかった
58.1％
・ECMO（人工心肺装置）装着時に意思疎通が取れない状況になることを知らなかった
48.3％
・重症化した場合に受ける治療について家族などと話し合ったことがない
87.8％
※調査
東京大学医科学研究所
神里彩子准教授
神里先生曰く、第4波では重症化するスピードが速く、40代や50代でも重症化するケースが多い報告がある、とのこと。
一度ニュースを詳しく見て、（できれば報告の原文にあたって）今一度行動に緊張感を取り戻したいものです。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）人工呼吸器およびECMOの使用に関する一般市民の意識調査 ―医療への信頼性維持と迅速な治療方針決定のため 重症時「どうなる？」への理解不足解消を―｜東京大学医科学研究所
そろそろ「トリアージ」についても議論される事が多くなってくるかもしれません。
トリアージって何？チキンスープみたいなもの（それは鶏味や！）？とか言っている人は幸せかもしれません。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
