私はツイている。素敵な夜の物語。
偶然スナックの隣に座った若い美女に、たいそう気に入られ、ラインを交換した。すぐにメッセージがあり、デートをする事に。
そんなに飾らない料理屋で和食を楽しみ、酒も少し飲む。歩いて数分のバーで飲み直した。
お互いの趣味が合うことがわかり、今度の休みには一緒に旅行に行こう、と意気投合。
タクシーで彼女を送ろうと、一緒にタクシーに乗り込んだ。
道すがら、彼女が小声で合図して、指さした先には明るいネオンが。
後先考える事が出来なくなっていた私はそのサジェスションに乗ることにした。後のことは後で考えれば良い。
今晩は素敵な夜にしようと笑顔で答えると、腕を絡めてきた。
そう、今日は、
ジ、エイプリルフール。
こんな事を書いても、
許される日。
最後まで読んでくださったかた、
ありがとうそしてごめんなさい。