スナックとフィリピーナ。明るくも寂しいダンサーとシンガーの夜。
久しぶりのスナック話ですが、
今回は1年くらい前の思い出です。
こばんわー!
おやじさん よく きた な!
きょわ ナニ のみますか?
おサケ のみすぎて でぶ なる な!
以前も書いたかもしれませんが、
私の行きつけにはフィリピン人のホステスも居ました(今はいなくなってしまってちょっと寂しいです。)。
とってもチャーミングで、ノリが良かったので、それはそれで良かったのですが、いろいろ聞いていると、出身地域によって貧富、生活様式にかなりの差があったり、日本でのフィリピン人達の共同体での助け合いなど、普通に生きていたら気にもしなかっただろう事を垣間見ることができました。
かつてはショーパブで働いていたようで、ダンサーの子と、シンガーの子と、二人いました。言葉は英語とスペイン語とタガログ語で、フィリピーナ同士ではタガログ語で話しているようでした。
一人は熱心なカトリックでした。スペイン統治時代の名残なのでしょう。
年配の常連さんの中でフィリピンパブによく行っていた人が、スナックの方が安く飲めるのでスナックによく流れてきていました。
そういった先輩方は、日本人の歌手の歌っている歌がタガログ語に訳された歌をたくさん知っていてよく歌っていました。
また、Wikipediaで、フィリピンでは『ボルテスV』という日本のロボットアニメがすごく人気があり、大統領がそれを見るのを禁止したところ革命が起こったという嘘みたいなほんとの話があるぐらいというのを知りました。
知ってるかなーと思いながらその主題歌を歌ってみたことがありましたが、イントロが流れた瞬間、
「うひよー!!!!!!
おやじさん!!!
ボるテスふぁーいぶ!!!
これ してますよ! フィリピンじん
みんな してます!
イッショに ウタて いですか!!
ミンナ おもちゃ モッて!
ダイトウリョが キンシて!
くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」
と狂気乱舞していました。
オリジナルは日本の誇るアニソン界の女王、堀江美都子先生の歌唱によるもので、先生がフィリピンを訪れた際には国賓級の扱いを受けたそうです。
近所にフィリピンパブがあり、その明かりを見るたびに、その時のことを思い出します。
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